骨移植、骨増生(骨造成)とは? (顎骨が無くてもあきらめない事!)
インプラント治療は、インプラントを骨に埋める治療ですから、顎骨がインプラントの直径よりも細い人や 骨が少ない人はインプラント治療をあきらめなければならないのでしょうか?
『茨城県内の他の歯科医院で、顎骨が少ないから インプラント治療は無理ですと言われた』という患者さんが来院する事があります。 しかし、そのほとんどはアートインプラントセンターおおとも歯科で手術を受けています。 骨が少ない方は、骨増生やサイナスリフトをすれば良いのです。
移植骨がしっかりと固定される期間だけ治療期間は長くなりますが、骨が無い事で インプラント治療をあきらめる必要は無いのです。
アートインプラントセンターおおとも歯科では、茨城県の歯科医院で始めてをCGF作製装置を導入しました。
これは、採取した血液を遠心分離にかけ、血小板とフィブリンを多く含んだ Concentrated Growth Factor (CGF)と呼ばれるゲル状の層を作り出す装置です。
再生医療の三要素である細胞,足場,成長因子のうち、成長因子をたくさん含んだ血小板と足場であるフィブリンからできたゲルやメンブレンを作成します。
この成長因子は骨の再生に有利で創傷治癒も早めます。従来の足場であるコラーゲンは、患者自身の血液から作る事はできませんでしたが、CGFゲルやCGFメンブレンは、患者自身の血液で作れます。
CGFゲルの水分を一部取る事で、CGF膜(メンブレン)になります。
これまで骨再生のバリアーメンブレンとして使っていた他種コラーゲン膜の代わりに、あなた自身の血液を使うことが可能になりました。
CGFは患者本人の血液から作りますので、他の動物由来の材料を使いたくない方や他人の血を原料とした血液製剤を使いたくない方にとっても良い方法といえます。
Concentrated Growth Factor (CGF)については、保険治療外となります。
アートインプラントセンターおおとも歯科では、CGFとβ-TCPを使いますので、動物や人の細胞を原料とした移植材料を受け入れられない方にも安心です。
安全な骨移植材料について
各種骨移植材料には、特徴に大きな違いがある事を知ってください。
骨増生(骨造成)治療をした方に『あなたの自分の体に埋めた移植骨は、何ですか?』 と聞けば、多くの方は答えられないでしょう。自分の体がどうなったのかを知らないのです。
患者は、どんな移植手術をするのかを知るべきですし、歯科医師は説明すべきだと思います。
聞かない事。言わない事が正しいでしょうか?これをご覧になっている方は勉強して下さい。そして担当医に『移植骨は何を使いますか?』と聞いて下さいね。
移植骨の分類と解説
| 自家骨 | 患者本人の口の中から顎の骨を採取 | ◎感染リスクなし △外科侵襲大きい |
| 他家骨 (同種骨) | FDBA(凍結乾燥他家骨) DFDBA(脱灰凍結乾燥他家骨) つまり、人間の死体から採った骨です。 | ×感染リスク? 数年経っても体内に残存 |
| 異種骨 (動物骨) | bio-oss(バイオス) アメリカ牛の骨を加工し瓶詰めしたもの | ×感染リスク?数年経っても 長期間体内に残存のまま |
| 人工骨 (HA) | ハイドロキシアパタイト これ自体はインプラントと結合しない | ××一生涯骨の中に残存し 骨にはならない |
| 人工骨 (β-TCP) | β-TCP(ベータ三リン酸):カルシウム,リン,酸素 の化合物で骨の主成分に近い 100%化学合成で安全、数ヶ月で骨に置き換わる | ◎感染リスクなし ◎体内に残存しない ◎外科的侵襲少ない |
| 培養骨 | 幹細胞+β-TCP+多血小板血漿 | 感染リスクなし、今後に期待 まだ実験の枠を出ない |
*茨城県水戸市のアートインプラントセンターおおとも歯科では、
自家骨とβ-TCP以外は断固として使いません。
それらが、必ずしも駄目というわけではなかろうと思います。使いたい方は使えばいいと思います。しかし、私は、自分がされたくない事を患者にもしたくないのです。使っている先生を批判する気はございません。
SimPlant ACADEMY Conference Japan 2008
で大友が講演をしました。
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