バイオホライズンズ社 レーザーロックインプラント
当院ではアメリカ・バイオホライズン社が開発したレーザーロックインプラントを導入しています。バイオホライズン・インプラントは、20年以上の歴史を持つインプラントシステムです。
バイオホライズンインプラントの最大の特長は、レーザーロックという表面処理をインプラント体に施しており、骨によくくっつくのもそうですが、骨だけでなく歯ぐきにも定着するという点です。
上記の図を見ても分かるように、従来のインプラントは時間経過とともに、どうしても骨と歯ぐきが下がってしまうことがありました。
しかし、バイオホライズンズインプラントは、レーザーロックという表面の処理により、インプラントを支える周囲の骨(歯槽骨)・と歯ぐきのくっつきをよくし、維持する効果が期待できます。
バイオホライズンズ社について
バイオホライズンズは1997年にインプラントを発売して以来、科学的根拠に基づき証明された製品を開発しています。2010年のLaser-Lok® 3.0インプラントに至るまで、歯科医師などの専門家だけでなく、患者様にも信頼の高い製品を開発しています。
新時代・次世代ののインプラントとの呼び名も高く、日本ではカイマンデンタル社が扱って販売しています。大手他社のインプラントメーカーの担当者も一目置くインプラントです。
Laser-Lokマイクロチャンネルとは、20年以上にわたる研究で得られた特許技術です。
インプラントを支える周囲の骨が下がるのを防ぎ、維持します。
他社インプラントの表面処理の違い
現在販売されているインプラントの表面は、ほとんどがグリットブラストもしくは酸エッチング処理と呼ばれるものです。こうした処理方法は、表面の形状が一定ではなくランダムになり、その部分の表面の状態により細胞反応も変わります。
機械加工面よりランダムな表面の方が高いオッセオインテグレーションが獲得できることは証明されていますが、光学顕微鏡、偏光顕微鏡、走査型電子顕微鏡により軟組織付着に対する効果が明らかになっているのはバイオホライズンズ社のLaser-Lok®のみです。
バイオホライズンズインプラントの特長
- しっかり結合して身体に馴染み、細菌の感染防止にも役立ちます
- 歯ぐき等の軟組織への親和性も高い(粘膜にもくっつく)
- 感染に強いため、インプラント周囲炎の抑制にも有効
- インプラントと歯ぐきの境目にまとわりつくように結合するため、前歯の歯ぐきとの境目をキレイにする審美的インプラントを求める方に有効
当院では、ノーベルバイオケア社のブローネマルクインプラントとともに症例に合わせて、使い分けを行っています。バイオホライズンズインプラントについてはお気軽にご質問ください。